ハヌカの祭り
みなさま、大変ご無沙汰しております。
ずっと更新したい、したいと思っていたのですが、遅くなってしまいました。
あけましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
兄弟姉妹のお祈り、本当にありがとうございます!
今回は、イスラエルのお祭りの一つ、ハヌカの祭りについてまとめました。
12月末にあったお祭りなので、少し時期はずれですが、お役に立てれば嬉しいです。
ハヌカ
ギリシャ軍が神殿に侵入、神殿内のものに触れたり、つばを吐いたりして、神殿を汚しました。
メノラー用のオリーブオイルも例外ではなく、多くの石油が汚されたそうです。
神殿を取り返した後には、極めて少量のオイルで再び点火したところ、8日間も光続けた、という伝承を記念しています。

ハヌカを祝う歌を歌って、1日に1本、ハヌキア(メノラーでは両翼に6本ですが、これは8本あります)を点灯します。

現代の祝い方
ハヌカには2つ特徴的な要素があり、一つはハヌキア点灯の儀式、もう一つはとにかくたくさんの油料理です。
以下はシナゴーグでの点灯の儀式(Twitter より)
その後は、とりあえず色々食べます。
ユダヤ人たちは、「ギリシャ人の侵略を記念して後、とりあえず食べる!」と笑っています。
ドイツ・オーストラリア地方のドーナツ、SfuganiyotやジャガイモのガレットのようなLatkesが有名です。
大学内でも、無料のドーナツが至るところで振舞われており、6個くらいはいただきました笑
聖書とのつながり
旧約聖書には登場しないため、非宗教的なユダヤ人も喜んでお祝いしています。
*ただし、私は確認していませんが、外典「マカバイ書」には登場するそうです。
これは宗教的な祭りではない、という世俗派のユダヤ人もいるくらいです。
一方、ハヌカは「奉献」を意味するヘブライ語です。
新約聖書では、宮きよめの祭りとして訳されており、例えばヨハネ10:23の箇所はこの時期の出来事だそうです。