シャローム!
早いものでイスラエルに来て1ヶ月が経ちました。
何か面白いご報告ができたらなあと思うのですが、大学と寮を行き来する平凡な毎日でございます。
今回は、こんな感じで生活しております、という近況報告です。
 
カバー写真:テルアビブ大に留学に来ている日本人の方たちと。撮影者自分なのに、目が…😅 (2022年11月5日)

お礼

私のコロナ感染についてお祈りくださり、ありがとうございました!
先週は大変つらい思いをしていたのですが、ルームメイトや日本人留学生の方々が色々と助けてくださいました。
体はコロナで辛く、心は異国での病気というので不安でしたが、主の山には備えあり、のみことば通り、主が色々な方を通して守ってくださいました。
体調も、昨日くらいから元気になり、今は普通の生活に戻っております。

大学

10/25から授業が始まりました。
こちらで整理してご説明したことがなかったと思います。
今私が何をしているのか、参加している3つのプログラムごとにご報告いたします。
テルアビブ大の門。国旗が並んで、国際感を醸し出そうとしております笑 Photo Credit: Mose Toshimasu. (November 3, 2022)
テルアビブ大の門。国旗が並んで、国際感を醸し出そうとしております笑 Photo Credit: Mose Toshimasu. (November 3, 2022)

1. 政治学の修士課程(メイン)

一つ目が修士課程で、留学のメインのプログラムです。
私の所属は「テルアビブ大学 政治学科 安全保障・外交プログラム」です。
名前の通り、イスラエルの安全保障を学ぶプログラムでございます。
今期の授業は、「国際制度論」「諜報入門」「戦争・戦略・軍事ドクトリン」「アラブ・イスラエル紛争の歴史」の週4コマです。
また、学外研修として、毎週月曜日は野外研修と、大使フォーラム、軍基地の訪問などがあります。
この野外研修は学部の目玉授業でして、イスラエル軍の退役少将の方の案内で、イスラエルの前線を巡ります。
ヒズボラの監視員。同級生が送ってくれました。Tetiana Albrecht. (October 31, 2022)
ヒズボラの監視員。同級生が送ってくれました。Tetiana Albrecht. (October 31, 2022)
残念ながら私はコロナで参加できなかったのですが、先週の学外研修はレバノン国境でした。
国境を超えたレバノン側には、ヒズボラの歩哨が監視にきていたとのことで、特別な「遠足」となったそうです。
ちなみに、明日は、ゴラン高原を訪問予定です。

2. ヘブライ語(ウルパン)

平日の月〜木の午前中はヘブライ語の授業です。
コロナで1週間遅れてしまいました。追いつくのが大変ですが、今週テストがあるので頑張って勉強しております。

3. アーウィンコトラー研究生

もう一つは、アーウィンコトラー研究所の研究プログラムです。
アーウィン・コトラー氏は、故ネルソン・マンデラ氏の囚人時代の弁護士で、元カナダ司法相、検事総長などを歴任された方です。
11/6に同プログラムの初授業があり、奥様のアリエル・コトラー氏とお会いいたしました。
アーウィン氏は、今でもイランの人権派弁護士を支援する活動をされているそうで、奥様は「彼は人権の戦士だ」と評されていました。
来月、アーウィン氏がイスラエルにお越しになり、マンデラ元大統領の弁護士としての経験から、民主主義や人権について講演してくださる予定です。
人種差別や民主主義、人権の最前線で戦われた方の公演ということで、どのようなお話が伺えるのか、本当に楽しみです。
プログラムの内容
このプログラムでは、反ユダヤ主義や人権の歴史、イスラエルの地理などを学びます。
「反ユダヤ主義と戦う将来の大使たち」を養成したい、という思いから、アリエル氏とテルアビブ大の教授が始めたプログラムで、私たちはその1期生です。
民主主義や反ユダヤ主義に関する講義を受講したり、ペトラやエルサレムなどイスラエルの遺跡を巡ったり(無料!)、政治家や研究者の方との懇談会もあると聞いております。
奨学金
もう一つ、本当に感謝なことがあります。
研究生には最大17,000シェケルの奨学金が与えらえます。
実は、現在の大幅な円安で、寮費と授業料以外の、食費ほか生活費の目処が経っていませんでした。
日本の奨学金はすでに締め切りが過ぎていて、どうすればいいのか、不安な中で日本を出発しました。そして、今回、このプログラムを通して奨学金が与えらえました!
ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。 これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。 まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。 ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。 マタイの福音書 6章31~34節
このみことばは、私の人生で真実です。
神様は私に食べ物や飲み物、服が必要なことをご存知で、そしてその全てを奨学金や兄弟姉妹の尊いご支援を通して、与えてくださいました。
「心配しなくていい。私が君を養うから。」
そのような主の温かく、優しい語りかけが聞こえてきそうです。
神の国と神の義をまず第一に求めているとは到底いえません。
でも、神の国と神の義をまず第一に求めたいです!
もっともっと、神様のことを味わいたいです。

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