世俗の街テルアビブと、ヘブライ語の賛美

先日、メシアニックジューのシンガーソングライター、Shay Soloさんのカフェコンサートに行ってきました。
テルアビブ大のメシアニックジューの方のお誘いでした。外国に来て寂しいだろう、と誘ってくださったそうです。(なんて優しい。。。)
今回は、テルアビブの街の世俗性について、すてきなヘブライ賛美歌と一緒にお届けいたします。
 
ヘブライ語の賛美
会場はメシアニックの方が経営されているカフェで、店名はHaOgen。ヘブライ語で錨という意味です。
カフェ「HaOgen」のマスターおすすめコーヒー。最初に感じるのはラズベリーの風味、終盤にかけてほんのりチョコレートを感じる酸味の強いコーヒー(byマスター)。デキャンタで頼んでシェアしました。Oct 13, 2022. Credit: Mose Toshimasu.
カフェ「HaOgen」のマスターおすすめコーヒー。最初に感じるのはラズベリーの風味、終盤にかけてほんのりチョコレートを感じる酸味の強いコーヒー(byマスター)。デキャンタで頼んでシェアしました。Oct 13, 2022. Credit: Mose Toshimasu.
Shayさんはメシアニック・ジューの方ですが、今回のオーディエンスはビリーバーだけではなく未信者のユダヤ人の方でした。
内容はイエシュアへの礼拝まで踏み込んだものではないものの、雅歌や詩篇などの歌詞であったり、ご自身の神への信仰を表したような内容だったと聞きました。
みことばベースの歌が一般向けに成立するとは、さすがイスラエルは聖書の民です。
ヘブライ語なので、「トダ」(ありがとう)くらいしかわかりませんでしたが、とても素敵な歌声でした。
こんなかんじ。
Shay Solo. Oct 13, 2022. Video Credit: Mose Toshimasu.
Shay Solo. Oct 13, 2022. Video Credit: Mose Toshimasu.
とってもヘブライを感じますね。(語彙力不足)
 
世俗の街テルアビブ
ところで、イスラエルでビリーバーというと、迫害の対象というイメージがあります。事実、今でも迫害はあります。
物理的に危害を加えられる例は稀であっても、例えばビリーバーコンサートなどにユダヤ教過激派が参加し、ずっと無意味に叫ぶ、などの妨害があったと、今回コンサートに誘って下さった友人が言っていました。
一方、テルアビブではほとんどそんなことないそうです。あるビリーバーの方に言わせると、「この町はイスラエルではない(ほど世俗的だ)。問題は迫害よりむしろみことばへの無関心だ」とおっしゃっていました。
確かに、安息日こそ街は止まりますが、一方で、道を歩く人がモデルさんみたいな美男美女だらけなのと、街が汚いことを除けば(笑)、大阪と同じような活気のある大都市、という雰囲気です。
テルアビブはそんな街なので、ビリーバーがカフェでコンサートを開いても問題ありません。
 
日本と似ている?
また、霊的状態も日本に近い、と感じた話もあります。
テルアビブ大のメシアニックの方々によると、ご自身のイェシュアに対する信仰を明らかにしても、周りの反応は「あ〜そうなんだ〜。珍しいね。」程度だそうです。
日本で私がクリスチャンだと言っても、「へーそうなんだー。お家がクリスチャンなの?あ、名前モーセだもんね。」という反応が一般的ですが、近いものを感じました。
コロナ前に行われた調査では、メシアニックジュー1世の8割はイスラエル国外で救われるそうです。
イスラエルだけどイスラエルじゃない街、テルアビブに置かれている異邦人としてどういう証ができるだろうか、考えさせられています。
 
おわりに:ヘブライ語の賛美
最後に、教えていただいたヘブライ語の讃美歌とジューイッシュビリーバーのアーティストの曲をプレイリストにしました!
Spotifyをお使いの方はそのままご自身のプレイリストとして追加可能です。
Spotify初めての方も、このページ内であれば無料で聞けます。
こちらプレイリストです。
ヘブライ・ワーシップをお楽しみください!
 

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